Access 入門

 

● クエリの作成

”クエリ”とは、「問い合わせ」「照会」といった意味を持つそうです。
Access では、クエリはデータペースの中枢的な役割を持ちます。
クエリで、条件を指定することで、データの抽出・集計・編集が瞬時に実行されます。

1、オブジェクトから「クエリ」を選択!

2、「新規作成」を選択!

3、「選択クエリウィザード」を選択!

4、今回は全項目を使用しますから「>>」を選択!

5、「次へ」を選択!

6、分かりやすい名前を入力して「完了」です。

7、クエリが実行されれば成功です。


 

 

● クエリ・フィールドの追加と削除
あらかじめ、テーブルのフィールドの追加で行った方法を用いて「住所テーブル」に”住所3”というフィールドを
追加してください。

■フィールドの追加

1、住所テーブルを”デザイン”で開きます。

2、住所テーブル一覧に追加された「住所3」を住所2の後ろにドラッグします。

3、図に示した、いずれかの方法でクエリを実行してください。

■フィールドの削除

1、マウスを削除する項目に合わせます(左図参照)
2、ポインタの形が変わり、バックが反転します。
3、編集から”削除”を選択!完了です。

■フィールドの移動

上記の方法で項目を選択の後、マウスを動かさずに
再度、左クリックして移動したい所へドラックします。

 

 

● フィールドの追加(関数)

今回は、生年月日に対して”年齢”が自動表示されるようにします。

1、左図の@の部分にカーソルを移動すると形が変わり
色が反転します。
2、メニューの挿入から”列”を選択!

3、無事に列が追加されましたか?

4、追加された列の”フィールド”に以下の文字を入力してください(改行はしないでください)

年齢: IIf(Format([生年月日],"mm/dd")>Format(Date(),"mm/dd"),DateDiff("yyyy",[生年月日],Date())-1,DateDiff("yyyy",[生年月日],Date()))

5、クエリを実行して”生年月日”に任意の数字を入力してください・・・例、h1/1/1(平成元年1月1日)ありえない?

年齢が表示されます。

 



 

● 見出しの変更

今回は、フィールドの表題を変更します。

1、「住所1」フィールド内で右クリックします。

2、表示された一覧より”プロパティ”を選択。

3、表題の欄に「都道府県」と入力して閉じてください。

4、同様の手順で、住所2→市町村、住所3→マンション等・・・と入力してください。

5、クエリを実行して、表題が変更されていますか?

無事に、都道府県・市町村・マンション等に
表示されれば成功です。


 

 

● これまでのまとめ!

1、住所テーブルの”氏名”の前に「区分」というフィールドを追加します。

2、追加された”区分”を選択!

3、フィールドプロパティの「ルックアップ」を選択!

4、表示コントロールから”コンポボックス”を選択!

5、値集合タイプから”値リスト”を選択!

6、値集合ソースの欄に下記の文字を入力して下さい。

"友人";"親戚";"会社";"その他"

「"";""」は、半角で・・・

7、表示を切り替えて図のようになりましたか?

続いて、住所テーブルクエリに”区分”を追加します。

8、「区分」を氏名の部分にドラックしてください。

9、区分フィールドが追加されました。

10、図のように表示されましたか?

以上で完了です。